introduction
自分自身が10年以上経験を積んだ「パタンナー」という職種。
主に、デザイナーの描いた画をもとにパターン(型紙)を作ることを専門としていますが、縫製のことも考えて、実現可能な型紙にしなければならない。
デザインのことも、縫製のことも理解していないと出来ないこと。
一般的にはデザイナーにスポットが当たりがちですが、その陰で支える存在。
平面で描いたものを立体にしていく様、細やかな職人技に魅了されてこの職人たちの素晴らしさを伝えていきたいと思いました。
例えば、テーラーメイドで作られたジャケットは、お客様の身体に合わせながら、表と裏の間に芯という硬い生地で、一番スタイルが良く見えるような立体感を作ります。
それは、「身体に合わせる」というのではなく、「服で綺麗な身体をつくる」ということ。
身に着けることでバランスが良く見える、”身体をかたち造る服”をコンセプトに置いています。
現在、デザインからパターン・縫製まで全て一人で製作しています。
一般的には、ある程度の枚数を前もって生産して販売、そして売れ残ってしまったものは廃棄ということが多いです。
想いを込めた1枚を廃棄してしまうというのはとても悲しいですし、環境にも良くない。
出来るだけロスを無くしたいので、現在は基本的に受注生産しております。
そのため、製作に少々お時間を頂き、生産数にも限りがございますのでご了承ください。