Devin (Kuro)

Iラインのロングワンピース。
アメリカのヴィンテージデニムジャケットから着想を得て、随所にワークテイストなディティールを詰め込みました。

 

 

 

フロントスタイルは、Gジャンのバックスタイルのデザインから製作。
ロング丈で、更に縦に切り替えが入ることにより、スタイル良く見えます。

 

 

 

また、切替は「折り伏せ縫い」という、デニム等でよく使われる縫い方に。
縫代端が隠れ、裏側から見ても綺麗です。
「本縫い折り伏せ」という100年以上前のジーンズ初期に用いられた縫製方法で縫っています。
本来、専用の機械で1回の工程で縫うのですが、「本縫い折り伏せ」だと 縫う→アイロン→縫う という、3つの工程を要します。
工程が増えて微妙な調整が出来る分、柔らかい風合いに仕上がっています。

 

 

 

バックスタイルは、アメリカのデニムジャケット(カバーオール)のフロントスタイルをイメージ。
一見、こちらが前なのかな、と思われる方もいるかもしれませんが、バックスタイルになります。
衿ぐりに向かって斜めになったデザインが目を引きます。

 

 

 

ウエストにはサイズ調整用のタブを付けました。
釦が左右2個ずつ付いており、すとんとIラインで着たいときと、ウエストを絞りたいときで変えて頂けます。
また、購入して頂いたお客様に合わせて釦位置を変えることが出来るよう、カスタムを前提とした仕様にしています。
もう少しゆったり着たい、もう少し絞りたい、など、お気軽に仰ってください。

 

サイドにはポケット付き。
ポケットって、物を入れるとシルエットが崩れてしまったりするので、そういう意味ではあまり好きではないのですが、
やはりあると便利ですよね。
M I H E Y では出来るだけポケットを付けるようにしています。

 

 

 

衿ぐりにも少しマニアックな拘りがあります。
フロントの衿ぐりはパイピングという、生地で包むような仕様にしているのですが、
一般的にパイピングは専用の機械で1工程で効率的に出来るのですが、ステッチが目立ってしまいます。
こちらは専用の機械は使わず、 縫う→アイロン→縫う という、3工程を要することによって、ステッチが目立たないようになっています。
手作業で縫うからこそ出来る仕様です。

 

 

 

肘にはアメリカヴィンテージでよくある、大きめの四角い肘パッチが付いています。
また、袖口には、ウエストと同じくサイズ調整用のタブが付いています。
こちらもお客様に合わせて釦位置を変えることが出来ます。
また着丈や袖丈も調整出来ますので、ご希望の際は一緒に確認させて頂きます。

 

 

 

生地は追撚したキュプラの光沢感と、リネンのナチュラルさがバランス良く織り上げられています。
因みに、追撚とは通常よりもねじれを多くした糸を使うことで、生地自体が強くなるのと、締まってしぼしぼとした表面感があります。
また、シャリ感も出て肌離れも良く吸水性にも優れている生地になります。

 

 

 

私自身、あまりスタイル良くないのがコンプレックスで、そこを解消したいという思いがあるのですが、
このワンピースは、Iラインロング丈の縦長効果で細く見え、ウエストタブの位置でウエスト位置が少し高く見える、かと思います。
是非一度ご試着ください。

 

 

 

-Devin (Kuro)-
¥82,000 (including tax)

Size.
丈:約130cm
バスト:約96cm

Qua.
cupro 46%
linen 40%
cotton 14%

 

 

 

 

 

 

作品は、全て1点ものになります。
在庫状況は、こちらのオンラインショップにてご確認ください。
《 online shop 》

直営店ではご試着が可能です。
ご試着の際に、お客様に合わせて サイズの調整を行っております。
オーダーに近い感覚で購入して頂けるかと思いますので、ぜひ実際に手に取ってご覧ください。

M I H E Y 大阪店
大阪府大阪市福島区福島2丁目7-17 3階 growlevel gallery内

また、不定期で行う個展では、新しいコレクションをご覧頂き、ご購入して頂けます。
どなた様でもご覧頂けますので、お気軽にご来場ください。
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